みたらし垂らした人たらし

だいだらぼっちは今日も歩く

東京の大学生が日常にあれこれ言うページ

一億総歯車社会

一億総活躍社会は、社会ですべての人が活躍することを推奨するものです。逆に、国のために活躍できなければ、人と見なされません。社会の歯車となり、潤滑油となり、死ぬまでバグを起こすことなく回り続けることを国民にさせようとしているのです。

第一、このスローガンは、「進め一億火の玉だ」のパロディに見えるじゃないですか。一人ひとりではなく、一億という固まりで国民を見ている今の政府の頭の中がよく見えているスローガンだと思いますね。なぜ、政府お得意の訳の分からない横文字を使わなかったのか…

道徳教育を考える

特に幼稚園児や小学生など、複眼的思考ができない子どもに対して、大人が一方的に道徳とか常識とかいうものについて、限定的な思想教育をすべきでない。教育とは、時代に合わせて変わるべきものであり、この精神は、哲学は時代の子であれという精神と似ている。

だから、我々が目指すものは、特に価値観が多様化し、グローバル化する今日においては、自分の中に複数人の歴史的な偉人を住まわせるという齋藤孝先生の考え方がよいと思う。偉人を住まわせるとはつまり、自分の中に、考え方の型をいくつか持ち、物事を複眼的に考えましょうということだ。

教育の現場で行われるべきことは、一つのテキストを作るというより、生徒の内部から生まれる意見を教師が上手く引き出し、それらを互いに批判し、認め、新たな意見を形成するという空気感を作っていくことだ。

Mad Hatterをなんと訳すか

ふしぎの国のアリスについての、興味深い考察です。この一年、英語の語調や雰囲気を味わうという英文解釈の授業を取っていたので、なおさらおもしろく感じます。(この記事以外のエロについての考察も一読の価値あり)個人的には、Mad Hatterは、へんてこ、より、いかれてるの方がしっくりきますね。へんてこっていうレベルじゃないです笑
MARCH HARE:
A very merry unbirthday to me

MAD HATTER:
To who?

MARCH HARE:
To me

MAD HATTER:
Oh you!
ただ、イカれたマッドハッターをも、深い意味を持っているのでは、と観客に思わせるのがアリスのすごいところですね。イカれてるものに対して、拒絶するよりおもしろいなと思ってるみる方が自分にとって新たな発見があるものであります。アリスが見たくなりました。

病欠で他探せ!でないと罰金は法律違反ですぞ

>労働問題を手がける棗一郎弁護士は「労働契約は自らの労務を提供することで、他の人を配置するのは使用者の義務。病気で働けない代わりに他のアルバイトを見つけなければ罰金を科すことは賠償予定の禁止を定めた労働基準法16条に違反する」

知識のあるなしが、搾取の被害者になるかどうかの分かれ道。しかし、高校生にそれ相応の知識、また雇用者への談判という勇気を求めるのは、いかがなものか。若い労働力を搾取する社会ではなく、活かす社会であってほしい。私たち、(僕は学生?20を過ぎればオトナ?)オトナの責任です。(構造的暴力?)

僕は、グーグルで労基法をかじって、私のバイト先だった方とお話し、改善されなかったのでやめたけどね。FCで働くなら、そのFC主の会社の情報を調べるのが良いと思います。

バイトはあくまで、パートタイムジョブなんだから(英訳しただけやないかい)、店舗への忠誠心とか、店長に悪いとかそういう人情とか道徳は持つだけ損だと思います。もちろん一生懸命お仕事するのはいいこと!でも、それは法の秩序の上で成り立ちます。

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